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私の合気道の課題-自我復元後日記[163]

課題というよりは、今年、
こんなことを意識して、合気道の稽古、また、
その稽古を日常の生活や仕事に活かしていきたいな、ということを
メモしてみます。

今まで書いてきたこともありましたが、
合気道には「入り身」という重要な稽古があり、
それは、相手には届かないけれど私からは届く、
そういう間合いを終始途切れないように意識してする稽古なのですが、
それは、数センチ、足でいえば、半足長、という、半歩どころか、
足の長さの半分の動きが、命取りになる実践稽古です。

このことを、若い師範の方は、
別の角度から、私に指導をしてくださってきました。

いつも、言われます。

「それが、楽?」
「一番、自分が楽なポジションになってる?」
「やりやすい?気持ちいい?」

と、私にとってその動きや姿勢が、
一番楽で、一番快適かどうか、いつも、指摘してくれました。

これは、同じことをおっしゃっているのだと
私は思って、稽古に臨んでいます。
ほんの数センチ、若い師範が言われるには、
ミリ単位の位置や動きで、まったく、違う、と。
だから、木刀ではなく、真剣でないとダメだ、という。

私は自分にとって、何が一番、気持ちがいいのか、
そこを見つけていきたいと思います。
それは、数センチに敏感である、ということです。

仕事中、狭いスペースで動いているわけですが、
ダンスというのは、実は、多くのスペースを必要としません。
むしろ、狭いところでこそ、いかに動くかの技術を必要とし、
その技術の集大成が、ダンスでもあるからです。

合気道でいつも師範が言われるのは、
「4センチあれば、相手を倒せる。それが、当身の稽古だ」と。
4センチという相手との距離で、いかに距離をかせぎ、
手刀に威力を持たせるか、その技術だ、と。

これは、私がいつもダンスで意識していることであり、
もっと磨いていきたいと思っています。

入身、当身、この2点、
数センチに敏感である視点を持ち、
自分が気持ちいい動きと姿勢を主体的に学んでいきたいと
思います。



◆自我復元に関する資料◆

無明庵サイト「桜の間」
http://mumyouan.com/k/sakuranoma.html


2017.1.08
愛美

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by jh-no-no | 2017-01-08 13:59 | 愛美通信☆メトロノート


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