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④座

「③座」の続きです。


・・・


公園に行った後くらいから、
母のことについての記憶が開き始めました。

以前にもブログだったと思いますが、
書いたことがあると思います。

私には、昔から、へんなビジョンが二つありました。

一つは、私はベルトコンベアのようなものに運ばれて、
ローラーのようなものでペシャンコにされるシーンのビジョンです。
そして、脇には***の**おじさんのような男性がいます。

夢、とも違う、へんにリアルなシーンの、
どこかに記憶されているビジョンのようなものでした。

もう一つは、もっと感覚的なものですが、
キューブのようなものに「圧縮」されるような感覚記憶です。

このビジョンとともに、
ある一つの可能性に気づきました。

前世で、母は私と心中をした、ということになっている。
が・・・実は、母は死ななかったのではないか、という可能性でした。

あ、違う。

もっと一番先に開いた記憶は、
母の「早くしなさい」という声が非常にリアルに
母の顔とともに思い出されたことです。

こういうのを思い出す、と呼んでいいのかわからないのですが、
よみがえってくるといった感じで、ただの想像なのか捏造なのか
自分でもわからないと感じるのですが、ただ、思うのは、
こんなビジョンを、私は、別にあえて想像する必要も捏造する必要もないわけで、
それでも浮かんでくるものを、最近は、なんとなく思い描かれたシーンでも
拾うようにしています。意味があるから出てくる、と考えるほうが、より自然に
感じるからです。

前にも確かに、この「早くしなさい」は思う時がありました。
きっとこれは、躾時に、よく言ったんだろうな、くらいには思っていました。

でも、これは、今回思ったのは、
これから死にゆく途中で、もしかしたら駅に行く途中かもしれません。
あるいは、ホームの中ほどで何かぐずって立ち往生してしまった私の手をとり、
「早くしなさい」とひっぱり、あわてるように、電車に飛び込んだのかもしれません。
わかりませんが、この早くしなさい、は前世の記憶に強く残ったものだ、ということ。

だとすると、2歳とか3歳とかくらいの年齢だったのかな、とも思ったのですが、
それはなんともいえないな、と。
早くしなさい、というメッセージを私がどこから読み取ったかはわかりません。
言葉でない可能性もあります。ならば、1歳とかかなり幼い頃、あるいは、
0歳かもしれない、それもわかりません。

そして、一つの大きな可能性として、
それは「目」ではないか、と。
目から、私は、母の感情を読み取っていた。
それは言葉以前の幼い月齢だったかもしれないことに加え、
この生でも母の唯一の躾方針ともいってもよい「目つき、態度、言葉遣い」という文句。
この最初にある最も重視していたのが、「目つき」だったように、
私は彼女の目から、あらゆる情報を察知していたと考えるのは
当然とも思える。

このあたりは、性のこととも関連します。
また触れたいと思いますが、ビジョンの話から書いてみます。

この「早くしなさい」という妙にリアルな声のよみがえりで、
私の記憶の扉は、かなり核心の部分に至った感がありました。
そしてこれは、高い木々を見て、その高い位置に(もちろん木の高さではなく、
ずれた新しい中心のこと)意識が長くあったことで開いたものと感じました。

そこから、次々に、「心中」後の、私のその時の
死後のことが見えてくるようになりました。

私が死んだ時、見た(見せられた)ビジョンが、
あの***の**おじさんが脇にいるローラーでつぶされる
ビジョンだったと感じました。

ローラーでつぶされる、というのは、
私が電車にひかれて死んだことを意味します。

そして、その**おじさん、どこか不気味で、
にやりとしていて、なんともおぞましく、何がおぞましいかというと、
拷問にかけながらにやっとしながら苦しんでいるのを見ているおぞましさ、
私からはこの上ない屈辱を与えられている感覚・・・これ、誰だ、と。

父だ、と思ったのです。

今まで想像したこともありませんでしたが、
私はそれが父だとわかった瞬間に、この心中の背景に、
父がからんでおり、父が加害者であることを、
死後、このビジョンを見せられることで「知った」のです。

なぜ母が死ななかったと思ったかは、
正確にはわかりません。

今回の自殺ですが、母はひかれたのでなく、跳ね飛ばされて
肉体は外見上は損傷はほとんどなかったようで、
内臓が破裂したりしたことでの死亡、ときいています。

前世で同じようなことをしたとしていたら、
私はあのこの前の夢のように、ひかれて死んでしまったのですが、
母は跳ね飛ばされて、たぶん、自分だけ死ねなかったのだと思いました。

これがあの鳥の夢のように、
母は生きて私の亡骸を見るのです。
そして、その前には、私が暴れるのをぐっと抑え込み、
ぐったりさせ、放られる。その「暴れるのを抑え込まれ」の部分は、
きっとなんか嫌な予感を察知し、引かれる手を拒んだ私だと思います。

「早くしなさい」

それはどのタイミングで言ったかはわかりませんが、
それが心中しようとするわりと直前だったことは確かに思います。
私はぐずってタイミングを誤ったのか、それもわかりませんが、
いずれにしても、母はその時も母だけは跳ね飛ばされることで、
打ちどころがよかったのか、母は死ななかったのだと思いました。

というか、死後、私が思ったのがそういうことだと思うのです。

母は生きている、そして、父という加害者がいることを知り、
私は母の身の危険を知ります。父という加害者がそばにいるのですから。
この心中の背景に、父がいたのを知ったのですから。

それとともに、私は「早くしなさい」と言われた(あるいは目で言われた)のに
じたばたしたことで、母を守れなかった、と思った可能性があります。
実際には、母は死ななかったのですから守ったともいえるのですが、
死後の世界の私にはそういう感覚はありません。
加害者のところにおきざりにしてしまったことのほうが、
「早くしなさい」に逆らった自分に対する罪悪感を植え付けるのです。

それと、あの人はこの生でもきっとそうだったと思いました。
いろいろ命令して躾けたとは思いますが、
「○○しなさい」ということのすべてに共通するのは、それらを
「早くしなさい」だったと思います。早く○○しなさい、と。
その「早く」と命令することこそ、○○という命令内容よりも、
子どもの私は強く感じ取ったはずです。感じ、なのですから当然です。
それを目から、強く、感じ取ることを、幼少期繰り返したはずです。

その母の性質は、まったく同じまま、
前世でもありました。

私は死後も、当然、それまでの躾内容が影響するわけですから、
「早く」という強迫観念だけが、次の生を選ぶ最も重要な指針になります。
早く戻らなきゃ、早く同じところに、なんかおかしなことが起こってしまった、
こんなはずじゃなかった、笑顔で幸せな家族でなかったのか?
そうやって、まるで親離れなどまったくしていない月齢の子が少し親から
離れたとたん、すぐそこに駆け戻るように、それと同じようにして、
「急いで駆け戻った」のが、今回の生だった、というシナリオです。

この生の母の自殺についてですが、
これはわかりませんが、本当には死ぬつもりはなかった可能性もあります。
いや、もちろん死ぬつもりだったでしょうが、
ひかれて死なず、はねられた、というのが、母の潜在意識に、
過去、これで死ななかった、という自覚できない記憶があったと思うのです。
結果的には死にましたが。

その前世の私の死後以降のことですが、
おそらく、私がこの生に生まれる前に、考えてみれば、早くその親元に、
といっても、兄弟として下の子として生まれる以外方法がないわけですが、
私は長男として生まれました。前世と同様に。で、いずれにしても、
私がこの生に生まれるまでの「その間」に何が起こったか、ですが、
こうだろう、と思ったのは、母も父も死んだ、ということでした。

しかも、それを私は、その死後のある時期に知ります。
知らされます。

死に方ですが、母は父に殺されたのだと思いました。
そして父は、ですが(正直、父はどうでもいいのですが)、
おそらく、AC人格のはけ口であった母(妻)がいなくなったことで
他者にあたったのでしょう、数人にからんで、結果、リンチのようにして
殺されたのだと思います。

それが、あの夢の、骨だけになり宙づりのなった「大きな鳥」です。
拷問で、という可能性もありますが、私は「リンチ」が最も近いイメージです。
拷問と同様、私は、リンチという言葉をきくだけで、拒絶する感覚を持っていました。
それほどに恐ろしいものだったのです。
こうやって「リンチ」と書いたり、打ち込むことも、できないほどでした。
****リンチという俳優さんがいますが、そのロゴを見るだけで
「リンチ」を必ず思い出したほどです。

父が数人にリンチされているこのビジョンは、
生前記憶の探索の時に浮かんだビジョンでもありましたが、
その時は、黒い影に囲まれているビジョンで、自分の生前のことに思いを
めぐらせていた時だったので、てっきり、それは自分の話のように
その時も書いた記憶がありますが、それはおそらく誤認で、
あれは父が前世、リンチで殺されたことを知らされた「私の死後に見たビジョン」です。

このストーリーは十分にありうるのです。

今回の生で、母は自殺して死にましたが、
あのまま生きていたとしても、たぶん、時間の問題で父に殺された、と思います。
いや、もっと正確にいうと、すでに母は生き殺し状態でした。
だから自殺したわけですから。そして、それは父が自覚あるなし関わらず
(ないと思います)、計画的犯行なのです。

というのも、たぶん、父は、前世に母を殺したことで、
「今度は殺さない」という約束(契約)で、この生に生まれたのだと思います。
だから、時間の問題で、と書きましたが、
殺せなかったと思います。だから自殺に追い込んだ。
しかし、それも殺したことに変わりはありません。
ですので、父は契約違反として、死後、処罰されると思います。

そのことも、潜在意識で恐れているはずです。父は。
だからあれほどに、母の死を「お前のせいだ」と取り乱しわめいたのであって、
かんぐれば、そもそもPと母を敵対させ、次に母と私を敵対させ、
結果、私にせいにできれば、「父は」それでよかったはずなのです。
私のせい、にするには、かなり無理がある自殺です。
そんなことは、第三者が見れば誰からもわかりますし、
あの時も、私は自我復元をしていたから、罪悪感を抱かず、事態を把握できましたが、
当然、父本人は、本気で自分のせいじゃない、と思い込もうとしているのです。
あれほど明確な遺書を見ても、です。
当然ですが、それに毒されている妹、弟も、いまや、完全に、
私を狂った兄だった、と父に洗脳されているでしょうし、それは
一枚も二枚も上手な父が、とっくに妹と弟を洗脳してきたはずです。

前に、Pと母の「声」のことで、コメントさせていただいたことがありました。
それは声の質だけを思い出すようにしてみると、どこか苦しそうで、
つまるようなものだった、と。

それがなぜか、わかってきました。

たぶん、首をしめられて殺されたと思います。
だから、あのような声なのです。

話がこれの関連でそれてしまいますが、
Pももしかしたら、前世、誰かに首を絞められて殺されたかもしれません。
わかりませんが、声が出せないような殺され方です。
ありうるのは、強姦殺人です。
Pはこの生の話ですが、昔から、すさまじく拒絶するテーマがあります。
それはレイプです。また、***のような集団がかぶっている白い覆面姿も
恐怖していました。おそらく、これは、過去生のおぞましい記憶の名残かも
しれません。いずれにしても、口を封じられたり、首をしめられたりして、
声が出せないようにして、あるいは声を絞り出すようにして殺された可能性です。

そう、母が前世で父に首を絞められて殺されかかっている時、
最期に言った言葉がわかった気がしました。
「それでも人か」です。そして、この生の最期も遺書に「人殺し」と書いた。
それは、この生の話であると同時に、そこにより込められたのは、
前世の殺害事件の暴露だったと感じました。

この声の感じが、母とどこか似ているのです。

今はPの話は脇においておきたいと思います。

また、このことがわかったもう一つの
これまた妙なビジョンを私はずっと持っていたのを思い出しました。

これはどこにも書いたことも
言ったこともないものです。

私はいつからか、洋式の便器の中に、
母の顔(首)だけがある、そんなビジョンを持っているのです。
生きてそこに顔がつまっているようでもあり、
死んでいるようでもあり、いずれにしても、
おぞましい光景です。

その光景を、私が便座に座っておしっこをしている時に思い出したりした日には
思わず、便器の中をのぞき込んだりしたことも何度か(も)ありました。

その「顔だけ(首から上だけ)」のシーンを思った時、
もしかしたら、父は、バラバラ殺人で母を殺したのかもしれない、と思ったのです。
最初はそう思ったのですが、いや、首を絞められたのでは、と
ふと思いなおしたのです。

このビジョンもおそらく、前世の私の死後に、
「母が死んだことを知らせられたもの」ではないかと思いました。
ここで父が加害者であり、また、母は被害者として死んだことを
きっと認識したのだと思います。そして父もリンチされて死んだことも知り、
そこからはどういういきさつかはわかりませんが、
いずれにしても、まったく夜泣き設定から同じに同じ両親の元に生まれたのです。

このあたり(だけではありませんが)よくわからないのですが、
なぜ夜泣きから同じ設定なのか、は、実は、母側の都合とも思えました。
「今度は殺さないから」という約束(契約)は、母もした可能性があります。
だから、私は殺されず(肉体的には)、成人したわけですから。
父の場合は、殺さない対象が妻だったわけですが、
母の場合は、殺さない対象が子ども(私)だったわけです。

母のあのしつこいメール攻撃の時にも書いていたことがあります。
「あれほどの愛情を注いできたのに」というメールから私が感じたのは、
「殺さないであげたのに」という「当然だろ、そんなの」と
言いたくなるような感覚でした。

その「殺さないであげたのに」は、あながち、本音だったと
今回、わかりました。これが、主たる私との契約だったからです。

そして、また前世の話になりますが、
私が死んだ後、何を起こったかですが、まったくこの生と
同じことが起こりました。

それは、子どもがいなくなるやいなや、
母は「母親」としてのラベルをはがされ、ただの妻、
それは、父にとって「性的対象」だけの存在、
あのおぞましい性嗜好の的でしかなくなったのです。

この生でもそうです。

子どもたちが成人し、離れていって、徐々に何が進んだかといえば、
今まで母のことをそれほど悪くいったのを私は聞いたことがなかったのに、
少しずつ少しずつ、悪口が増えていったのです。
それは、今思えば、人間扱いしていない言い文句でした。
「金遣いが荒い」だとか、そんなことといえばそんなことくらいからであり、
めちゃくちゃなことを表面的には言っているわけではありません。
しかし、ここに込められたのは、完全に、人格否定でした。
それは子どもから見ても明らかにわかるはずのことでした。

そして、これ自体がおぞましいことなのですが、
母が遺書に残したように、父は最後には、半径1m以内に近づくな、とまで
母に言ったそうです。それは想像にかたくないことです。
父が母(妻)をあれほど毛嫌いしたのは、
実は、母(妻)が「太ったから」だと思います。
完全に性的対象にすら、ならなくなったのです。
母親ですらなく、妻でもない。
となると、父にとっては、もうそれは「人間ではない」のです。
太っていいのは、ババ(父の母親)だけです。
ですから、太るのは、最も許せないことでもあったはずです。
ましてや、「あなたのお母さんだって太ってるじゃない」と言うなど、
父の殺意を増すだけだったでしょう。

こうやって、時間の問題で、母は生きてはいけなくなったはずです。
実際、自殺直前は、生活費を渡さない、と宣告されたわけです。
それが母の母親由来のトラウマと重なって自殺の引き金となったのは
以前掘った通りです。これで、父は、完全犯罪を狙った。
でも、殺したのは、何度も言うように父ですから、契約違反です。
誰が母を殺したかを、自覚あろうがなかろうが、一番知っているのは
父本人だからです。

前世では、私を殺したことで、母に父は
「母親失格」のレッテルを貼りました。

これが、この生にも強く響いていたのに
先日気づきました。

Pとの口論で、一番、母が怒りが沸騰していたのは、
Pに子育ての仕方を否定されたことでした。
私は正直、なんで、弟(B)の育て方が悪い、とか言われたことが
その中でも最も怒りの中心にあるのか、まったく、理解できませんでした。
だから、本当に意味不明でした。
どうして、Bの子育てを否定されたことから、どうしてこれほどまでに
私にあれほどむき出しの敵意を向けたのか、まったく謎でした。

でもわかりました。

母にとって、実は、子育てこそ、
命だったのです。
母はそんなこと、一度も言ったことがなかったので、
私は気づかなかったのです。大人になるまでも。
もちろん、躾には力を入れた、とは言っていました。
でもそれは、間違っていようが子どものためにと思ってしていたのだろう、と
なんとなく漠然と思ってしまっていたのです。

しかし、実は、母は「母親失格」こそ、
そういわれることこそが、爆弾だったのです。
それをPはやってしまった。
それを野放ししている夫の私に敵意が向いたのは、
それに関連する母にとって大きな事というのが、
「私を殺さないであげたじゃない」というものだったはずなのです。
母は自分でそれに気づいていたかどうかはわかりません。
ただ、父が「オレのせいじゃない」と取り乱すように、
母にとっては、少なくとも私が「あなたは母親でしたよ」と認めてあげなければ
どうにもならない状況に、母は追い詰められていたのだと思います。

同情の余地はゼロです。

死ぬまで連絡をとらなかったことも正解。
死んでもお葬式に行かなかったことも正解。
あなたを母親と認めないと、遺書に向けて放ったのも正解。

全部、それでよかったことであり、
罪悪感のかけらも抱かず、自殺の報告を受けたその日も
稽古に行く途中のメールだったが、無視して正解。

自業自得です。

それをこれから書きます。



・・・「⑤座」に続きます。



2015.11.23
あび

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by jh-no-no | 2015-11-23 21:22 | リハビリの巻


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