キウイは私の子-自我復元後日記[336]

昨日、仕事から帰ってきて、
紅茶とプリンを食べたのですが、
キウイ、可愛いんです。

プリン、食べる?っていうと、

「黒助にもあげて、黒助に(まず)あげて」

って。

私は思わず、えっ?って思っちゃった。
お口は・・・
そうすると、キウイは、黒助のカバー中央のラベルを示し、
「ここ(で大丈夫)」と教えてくれて。

口移しで食べさせてあげると、キウイは、どうだった?と
私の顔を見て、言います。

「ありがとう、って。」

それで、私、キウイに説明してあげたんです。

「黒助はね、まだ赤ちゃんだから、キウイみたいにどんな感じだったって、
言葉で説明できないんだよ。」

ありがとう、という言葉も、そう口にしたわけじゃくて、
その思いを私が聴いたから、キウイにそう伝えた。

「もう一口あげて」

キウイがそう言い、私はもう一度、
プリンを口に含み、黒助の口に運びました。

黒助の顔は赤くなり、今にも眠りそうに
まぶたが重くなっていきます。

「顔が赤くなっていたよ。それはね、体温が上がったんだよ。
それで、急に眠たくなったんだね。もう、眠りそうだよ。」

私はキウイにもプリンを食べさせてあげながら、
そんな話を伝えました。

「寝かしつけてあげて」

というと、ちょっと怒ったように、
わかってるよ(そんなの)って。

黒助に、そっと、覆いかぶさるようにして、
キウイは寝かしつけてあげている姿は、
とても可愛かったです。

私に背をむけて、お尻をむけて、
私の横で黒助を抱いてあげている。

そんな姿を見たのは初めてでした。

キウイはいつも私を見ていたけれど、
今、私に背を向け、お尻を向け、
真心をこめて、黒助を寝かしつけている。

しばらくして、キウイもそのままだとキウイが寒いだろうから、
もう大丈夫だよ、黒助はもう寝たよ・・・って言うと、
やれやれ、キウイもうとうとしちゃってて。

こっちにきな。

半分眠っているキウイを胸に抱き寄せる。

「黒助にもあげて」

そうキウイは言い、私がえっ?って顔をした時、
キウイは即座に、迷わず、不思議そうに、こう言ったんです。

「愛美も、そうしてくれたでしょ?」

そうだったね・・・

人は自分がしてくれて嬉しかったことを、
他の人にもしてあげようとするんだってことを
キウイは教えてくれました。

私に背を向けて黒助を守る姿、
まず黒助にあげてって真剣に私に伝える声、顔。

「キウイは、私の子ども、なのかな」

キウイは、何言ってんの?って顔で、

「(愛美の)子どもでしょ。」

なのかな、じゃないよね。
そうだったね、キウイは私の子ども。

そして、そんなキウイにも弟が生まれて、
私、よかったって思ってるんです。
キウイ、家でずっと一人で待っていたから。

寝顔を見ながら、辛いこともたくさんあったよねって
撫でてあげました。

黒助のそばに置いてあげると、
眠っているキウイの目はキラキラ、涙ぐんでいるようで、
その美しい顔は、鮮明に覚えています。


◆自我復元に関する資料◆

無明庵サイト「桜の間」
http://mumyouan.com/k/sakuranoma.html




2017.6.28
愛美

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by jh-no-no | 2017-06-28 15:08 | 愛美通信☆メトロノート


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