人気ブログランキング | 話題のタグを見る

子どもたち、いつでも来な-自我復元後日記[112]

子どもたち、いつでも来な-自我復元後日記[112]_d0331270_22551785.jpg


しんどかったなあ、、、

やっぱり、これだった、これを言わずに、
今日のブログは書けない。

しんどかった。

精神的に苦しかった。

その苦しさが襲ってくる前、
私は、今日、身体が冷えていて、
この寒さの中、私は、合気道の稽古に行きたくなかった。
稽古中の寒さも想像すると、私は今日は休もう、そればかりが頭を支配した。

それでも、足を進める。

身体を温めるために、温かい飲み物を飲み、
部屋を暖めた。睡眠も足りていなかったため、居眠りをした。
食事もした。身体は温まっていった。

身体の冷えの苦痛は終わった。

しかし、私は稽古に行くべきかどうか、迷っていた。
しんどい、しんどい、と私の目は濁る。

ここまで身体を酷使してまで、
稽古に行くべきなんだろうか・・・

そのさなかは気づかなったが、
実は、身体はもう温まっていたのに、
私は心理的に苦痛に襲われていた。

休みたい・・・

自慰もしたくなってきて、
性器に手を伸ばす。
何度、手を伸ばし、止めたか。

身体は、本当は、回復してくれていた、のに。
私は、それよりも、心が苦しかった。

苦しい、苦しい・・・

身体も冷えていない。
でも、苦しい。
私は逃げ道がなかった。身体に問題がなくなったから。
でも、苦しかった、

数十分、だったかもしれない。

私はどこに目をやろうと、意識をやろうと、
どこも、何もかも、苦しかった。

苦しい、苦しい・・・そればかりのその時、


「行かなきゃ」


私は、そう、決めた。
行こう、と口にした。


その瞬間、私はこう思ったのだ。


「自分で決めたことは、自分でしかできない」

と。

それから、私は、
それが、どんな錯覚からこの唯一の「実在」を見えなくさせてきたか、
に気づいたのだ。


「楽になりたい」


楽になりたい。これは、「嘘」だったこと。
つまり、「楽になりたい」という思考の自己同化が外れた。


「決意」


意志の行使のこと、これを私は決意と呼んでいるが、
決意は、リアリティーに従属しない。

私は、それを実感した。

決意、とは、実在なのだ。

リアリティーとは「実在感」なのだが、
実在感と実在とは違う。

極論、

決意に「私という主観」は必要ない。

決意は、ただ、決意として独立している。

最もわかりやすいのは、
私たちが自我復元を開始した時、歪んだ動機はそこにあれど、結局、
「やろう」と決意した、このことだ。

そこには、決意だけがあったはずだ。

自覚あるなしと無関係に、決意だけがあった。
決意だけがあり、途中もまた決意だけがあり、最後まで決意だけがある。


この「実在」という圧倒的事実が
壊すものがある。


それは、「非リアリティーなるもの」という
「非実在感」ではない。

本当に壊すのは、
実在していない「そのもの」なのだ。


実在が非実在を壊すのだ。


「自分で決めたこと、これだけは、自分がする以外にありえない」


私にとって、自分で決めたこと、この決意というのは、
唯一、その苦しさの中で実在していた。

「稽古に行こう」

これは、私以外、誰も、絶対に、代わりはいない。

この明確な理解が、自己同化を外した。

「楽になりたい・・・楽になりたい・・・」この思考を切り離した。

それは、無い思考だった。

私は、稽古開始時間をまわったばかりのその時計を見て、
急いで着替えた。家を飛び出した。


今日、私は、地域の子ども援助活動システムの講習会を受講し、
今日付けで入会した。

可能ならば、まずは「幼稚園のお迎え+利用者宅への送迎」から始めたい。

子どもたちに、今日、やっと言える。


「いつでも来な」と。


私は今、一人の自我復元者の助言をさせていただいている。
その方は、今、必死に自分が決めたことを貫こうとしている。

そして、今、私が実感していることがある。

私とその方との関係は、
「二人三脚」だと。

私がコケたら、相手もコケる。
相手がコケたら、私もコケる。


その方は、私にとって、大事な「子ども」だ。


稽古場の更衣室で、一人の青年とたまたま出会った。

私は、自分の写真を撮ってもらった。


写真の私は言う。


「子どもたち、いつでも来な」


始めて出会ったその青年が、
「腕も映ったほうがいいですか?」と言われたので、
「それじゃあ・・・もう一枚、お願いします」と答えた。


カシャ。

子どもたち、いつでも来な-自我復元後日記[112]_d0331270_2358488.jpg



◆自我復元に関する資料◆

無明庵サイト「桜の間」
http://mumyouan.com/k/sakuranoma.html




2016.11.11
愛美

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
by jh-no-no | 2016-11-11 23:59 | 愛美通信☆メトロノート


<< se☆no★bi-自我復元後日... 影響-自我復元後日記[111] >>