あたり前を取り戻すために懸けたエネルギー-自我復元後日記[097]

「うらやましい」という感情は、
まったく毒親の影響で、私は長く、この感情に毒されていたことも
知らなかった。

これは、劣等感、というものに化けるからだ。
しかも、ここまでもまた、毒親による細工が巧みになされていて、
羨ましい、劣等感、これすら、AC人格だった私には無自覚だった。

この埋め込まれ、屈折した感情だけで、
生き延びてきた。私は。

私は、今、むろん、これは、自我復元からスタートしたことだけれど、
いや、もっともっと、前、私の中で叫んでいたものはずっと前からであり、
そして、今、私は、生命が「あたり前」を取り戻すために、
命を懸ける、その経験をし続けている。

前回の歌のレッスンで、

「愛美さんは、い、は言えますか?」

発声練習の際、私は、自分では「い」と言っていると思っていたのに、
先生からそう指摘されて、はっと、思った。

あとで整理して考えてみると、
い、だか、え、だか、わからないような「いぇぃ」みたいな声だったろう、と思った。

顔が硬直し、舌が奥まって固まるようになるほど力むと
こうなる。

昨日仕事中、私が7時間、ずっと練習していたのは、
顔の筋肉を動かすことだった。

というよりも、私が意識したのは、
「口を動かすこと」。

言葉を話していることは忘れよう、
私は、「口を動かす運動を、楽しく、軽快にしている」ことを意識した。
それは踊るように、しなやかに、ブーメランや鞭のように。
そして、それは、とても快適なものだった。

私は、長く、ひきつって笑うことをしていた。
当然、舌は奥まっていて、これは家族全員に共通するような顔だった。
父も母も、妹も弟も。

私は、この壊れたものを、なんとか治したい、
私は、今日も、この思いでいっぱいで、
私のエネルギーは、そこにすべて注ぎ込まれているし、
何もかもがそれを応援してくれている。

今やらねば。

これは焦りとは違う。

今週、とくにその思いが強い。

急がねば。

これは焦りとは違う。

これは急ぐところだ、という実感があり、
そこに恐怖心はない。焦燥感もない。
実際、私の身体は多少の無理もきいてくれている。

やることは具体的なことなんだ。

「口を動かせ」

よく口を動かすこと。

委縮した時、私は、最終的に、口が動かなくなる。
食べものが食べられない経験を生まれて初めてした話を書いたことがあるが、
それは食べらないのではなく、気づいたことは、
「口が開かなくなる」ことなんだ、と。

私は自分を決して裏切らない。

このブログもそのために書いてきたし、
そのために、ブログは私にとって、
私はそう自覚しない時も、つねに、横にあったメトロノームだった。

私は目をもっとはっきり開かなければならない。

毒親でない世界、
正常な親が今、私のまわりに、たくさん、いてくれるこの世界で、
私は、口を開かねばならない。

しゃべることではなく、
実際に、口を大きく動かすことだ。
固まった筋肉を、それこそ、今こそ、「意志」だけで動かすんだ。

この委縮の「出口」は
力技で開かねばならない。
それは、「口を動かすこと」なんだ。

私は、T先生を選んだのには、
もっと深い理由がある。

私は、口を動かした、初めて大きく動かしたことを
ずっと覚えていた。6年も前だ。

T先生は洋楽の専門で、
私は生まれて初めて、洋楽に触れた。
今も私は、英語の歌の練習をしている。

英語は、私にとって、口を動かす練習だった。
T先生は、それを実感できるように、かつて私は指導を受けた。
あの時、それが最後のレッスンだった。
そして、私は歌から離れてしまった。

私は戻ってきた。

いよいよ、ここを自分の力で挑戦し、
そう、これは本当に、人間という生物にとってあたり前の機能を、
必死に取り戻す、それだけのことなんだけど、
私は、その「あたり前を取り戻す」ことに、懸けた。

屈辱と尊厳

この二つの思いは、とても重い。

しかし、そこから湧き上がるエネルギーは
「私の中からでしか生まれてこない、私のもの」なのだ。

今日、T先生の演奏会がある。

仕事が休みの今日、私はこれからそこに向かう。

私の目の奥に、
涙がたまっている。

悲しいとか嬉しいとかではなく、
それは温かくて、そして、優しい。

あたり前を取り戻すために懸けたことは、
決して、後悔していない。

「代理復讐は大失敗に終わる」

私の毒親だけでない。

世界の、

宇宙の毒親たちに、この事実を残そう。

それは、私は、この口を、
決して、「閉じない」、
私の口は、歌い、踊り、

そして、

笑うのだ、

ということを、

私は、今、ここで、証明したい。




◆自我復元に関する資料◆

無明庵サイト「桜の間」
http://mumyouan.com/k/sakuranoma.html




2016.10.07
愛美

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by jh-no-no | 2016-10-07 16:34 | 愛美通信☆メトロノート


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