「決定打」
だった。ああ、こうやって最後は、リアリティーが いかなる妄想も、焼き尽くすのだ、と。 私自身が、ではなかった。 現実、事実、本当に何でもないリアルな出来事、 今体験しているすべてが、「すべて」であり、 最後は、いかなる妄想も、その唯一あるリアルな現実が、 それらを、まったく、焼き尽くしてしまうことを体験した。 私は、このような大風邪をひいたのは、 どのくらいぶりだろう。 大風邪だ。私は、今日は仕事は無理だ、と寝ながら思った。 そのくらい、私は、自我復元をはじめてから 風邪なるものをひかなくなったし、 このような主観として「大風邪」と認識する体験は、 記憶にないが、私が私を失う前頃にあったとすればあったかもしれない。 なぜ、そのように言うか、というと、 この風邪は、私に「変わった」ことを痛感させる一夜の経験だった。 目が覚めているのか、寝ているのか、というなかで、 私は、「変化」そのものを、この大風邪が示しているのを 感じ続けていた。 昨夜、私は、 実は、ノートに、この人生の終着点(ターミナル)を決めた。 結論から言えば、 この妄想が、(内容ではない)、この「妄想」という思考の位置が、 私によって、でなく、ことごとく、それはまるで 「最初から無かった」かのように、いや、かのように、でなく、 本当に最初から無かったものとして、この、ただの、大風邪が、 それ自体の経験そのものが、たった一つのここにあるリアリティーとして、 完全に焼き尽くした。 リアリティーそれ自体が、妄想それ自体を終わらせた。 私が、ではない。 まあ、そんなことは重要ではないのだが、 重要なのは、今体験している出来事、これだけが、 「私に起こっているすべて」、過去も今も未来もその区別なく、 それがいかなるどんな経験であっても、現在進行形で体験している一つの状態だけが、 そこにあって、他には、本当に、どのいつからも、無かったし、無いし、今後もない。 このリアリティーが一切を焼き尽くした一夜のことを ここに記す。 大丈夫。ブログを書けるくらいだ。 仕事に行ける。何の悔いもない。 2016.2.28 あび ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
by jh-no-no
| 2016-02-28 15:55
| 私の生き方
|
by jh-no-no 【分割自我復元法】
★くわしくは、下記カテゴリ
「分割自我復元法の詳細」 をごらんください。 カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 その他のジャンル
|
ファン申請 |
||